小樽市総合博物館と田中酒造にバスで行く
札幌から小樽市総合博物館へ車で行くのは簡単だが、バスで行くとなると事前にいろいろ調べからでないとスンナリ目的地に行き着かない。
検討の結果、札幌駅前バスターミナルで中央バスの都市間高速バスに乗って小樽駅前で降車。そこで小樽市内路線バスに乗り換えて、小樽市総合博物館前の停留所で降りるコースにした。
バスの小樽方面行きは札幌駅南口で「札幌駅前バスターミナル」の案内板通りに行くと北レーンに着いた。
小樽行きが発車する1番乗り場を探していると、途中に乗車券の自動販売機があったので、1,110円の-往復割引乗車券を買った。
結局、1番乗り場はレーンの東側の一番端にあったので、そこで待っていると、9時55分発中央バス岩内行きが来た。
料金箱辺りを眺めると、カード挿入口や料金投入口や両替機があったりして、全部を使いこなすのは大変そう。私は乗車券を持っているので、降りるときにそれを料金箱に入れるだけだから気楽だ。
このバスは高速に乗るまで普通の市内路線バスのような扱いだ。市内の乗降なら札幌市のウィズユーカードが使える。
琴似からは高速道路になる。車のときは下の一般道ばかり走っていたので、初めての経験だ。
出発から1時間ほどで小樽駅前の降車専用バス停に着いた。
小樽市総合博物館のバス停に停まるのは2系統あるが、高島3丁目行きがピッタリなので、そのバス停を目指した。
それは降りた所から少し札幌側に戻った所にあった。時刻表を見ると11時04分と言うのがあったので、そのまま待つことにした。
●高島3丁目行の小樽駅発時刻表
小樽で初めて路線バスに乗った。
札幌だと市内は200円だが、ここは210円。 小銭を準備し整理券と共に胸のポケットに入れた。
総合博物館バス停で降りると、道路の向こう側に駐車場と博物館の建物が見えた。帰りの時刻表を確認するため、反対側のバス停に行って時刻表をパチリ。だが帰りは運河沿いを歩くことにした。
総合博物館の改札口を通ると明治17年にアメリカが製造した「しづか」が静態展示されていた。
屋外に出て目についたのが北海道最後の蒸気機関車C5550。
このC5550は1974年まで宗谷本線で急行【利尻】や、さいはて鈍行321列車の牽引に活躍したそうである。
そして、その右には80系気動車の「北海」が展示されていた。
本館2階の鉄道展示室には北海道で活躍した蒸気機関車たちのプレートが展示されていた。他のブースをじっくり見たかったが、今回jは時間が無いので、次回に譲ることにした。
総合博物館を出て次に向かったのが、色内3丁目にある田中酒造。ここへは1km位なので、歩いて15分程度で行ける。
2011年6月17日(金)、アリオ札幌で開催された「小樽の物産と観光フェア」に行ったとき、田中酒造の生貯蔵原酒「美苫」を買って来たのだが、今度は田中酒造の本店に行って、試飲しながら買いたいと思っていた。
酒の試飲なんて、車で移動していた時は叶わなかったが、今度はバスなので好きなように出来る。これが車で行かない時の楽しみである。
店の中に入ると、当たり前だが酒のオンパレード。さて何にしようか。
これまでは辛口の純米吟醸酒を買うことが多かったので、今度は別なタイプを探した。「甘いタイプの酒を」と店員さんにリクエストを出したら、夏場は数が少ないということであった。結局、勧められて試飲した「黒豆酒」と「北海 白馬」の2本を購入。黒豆酒は黒豆の香りと程良い甘さがある酒で、アルコール度は10%未満。白馬は甘口にごり酒であるが、思ったほど甘くはなかった。
もし、田中酒造に直接、路線バスで行くなら「色内川下」で降りるといい。これが散策バスだと「田中酒造店前」となる。
■関連ページ: ・私のSL写真備忘録  ・北海道の原酒と酒の肴
■関連サイト: ・中央バス   ・田中酒造
この後は運河沿いを散策して、ホテルノルド小樽 レストランパデーラのランチバイキング(税込\1,050、2度目)で昼食を食べて帰路に。
■関連ページ:小樽のランチ
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